namuiru's diary

自分の思考を整理しておくためのブログ。普通からずれていることは理解している。たまには良い事を書いているかもしれない。

春画を肯定しようとして結局否定している人達

若い女性が行列…18禁「春画展」芸術かわいせつか (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

猥褻目的で作られて、当時でも規制をくらっていた作品群を

「猥褻ではなく、芸術だ」

と主張するのは、無理があるにもほどがある。

 

だけでなく、作者に対する侮辱だと思うのだが、そう感じる人は少ないのだろうか。

記事によれば、猥褻の定義は

「いたずらに性欲を興奮または刺激させ、かつ、普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反するもの」

だそうだが、春画猥褻ではないと主張することはすなわち、これに該当しないということであるから

「お前の絵、現代人はちっとも興奮しない。ただの絵と変わらない。」

と言っているようなものだ。

彼らは春画が本来持っていた価値を否定しているのだ。