通算が通産と誤変換されていることがとても多いように思う
イチローが日米通算安打数でピート・ローズを抜いたことで盛り上がっている。
それで、日米通算記録で比較することの是非が問題議論されている。
結論から言うと明らかに比較は無価値なのに、なぜか少数派だ。
皆イチローばかり例にしているが、他を見れば手っ取り早い
例えば松井秀喜は
2643安打 507本塁打 1649打点 .293
だが、この数字は
デビッド・オルティス (2015年度まで)
2303安打 503本塁打 1641打点 .284
とかなり似ているが、松井とオルティスを同列に見る人間はいないだろう
時代はさかのぼるが、ミッキー・マントル
2415安打 536本塁打 1509打点 .298
にも引けをとらない。
もっと言えば、タフィ・ローズやアレックス・ラミレスは、数字の大半を日本で記録しているが、通算の数字は素晴らしいが、メジャーの一流打者と比較されることは決してない。
王がルースやボンズの記録を超えていることはよく語られるが、
野村が安打数・本塁打数・打点の全てで、グリフィーJr. やプホルスを超えていることは全く語られない。
イチローが素晴らしいのは明らかとはいえ、日本の記録と米国の記録を比較することは不毛極まりない。