名は体を表せ
ろくでなし子という名の漫画家がいると、以前ニュースでやっていた。
名前が奇妙だから覚えている。
下品な作品を作り、猥褻物だと見なされ逮捕された。
しかし当人はアートだと言って反発していた。
私は思った。
ならば「ろくでなし」とは何のことか、と。
ろくでなし子と名乗って活動するのであれば、自分の行為が批判されることこそ正道であろう。
彼女は、ろくでなしを自称しながら、ろくでなしと言われると反発する愚者だ。
その点、最近話題の「ゲスの極み乙女。」のボーカルは、正しい方向に一歩進んだ。
ゲスの極みという、これまた奇怪な名義を使うのであれば、名前に恥じぬ働きをして欲しい。
もちろん被害を受ける方はたまったものではないが。
不倫程度ではまだ「極み」に達したとは言えないし、他のメンバーはまだゲスさを見せていない。
このまま、痛い名前の半端者に終わるのか、見事ゲスの極みを示して社会的に抹殺されるのか、期待したいところだ。
要するに、安易な芸名を付けるべきでないということだ。
名は自らを示す根本であるからこそ、覚悟を込めて欲しい。